元亨元年(1321年)に開かれた曹洞宗の古刹。末寺16,000を数える大本山 でしたが、明治31年の火災により境内が焼失し本山が横浜に移され祖院と なりました。 祖院とは言え荘厳な趣で当時の繁栄ぶりが偲ばれます。 かつて峨山しょうせき禅師が総持寺と羽咋市にある永光寺の住職を兼ねて いたため、朝粥を終えてから禅師の来着を待ちつつゆっくり読経する 「粥了ふ経の大真読 」と呼ばれる慣しが禅師の没後620年余の今も行われて います。峨山禅師は52キロの道のりを20年間往復したそうです。
石川県輪島市門前町門前1-18番甲地 8:00〜17:00
無休 0768-42-0005